最近、健康番組で「血圧は測るだけでも意味がある」という特集を見かけました。
その言葉に惹かれて、私も3日前から毎日、血圧を測るようになりました。
試しに周りの友人たちに「血圧、測ってる?」と聞いてみると、思った以上に「毎朝測ってるよ」「最近はアプリで記録してる」など、意識的に管理している人が多くて少し驚きました。
年齢的にも、そろそろ気にしておくタイミングなのかもしれませんね。
血圧とは?
血圧とは、血液が血管の壁を押す力のこと。
心臓がポンプのように全身へ血液を送り出すときに生じる「圧力」です。
上の数値(収縮期血圧)は心臓がぎゅっと収縮して血液を送り出すときの圧力、
下の数値(拡張期血圧)は心臓が休んでいるときの圧力を示しています。
この2つのバランスが取れていることが、
全身に酸素や栄養をスムーズに届けるためにとても大切なのです。
なぜ年齢とともに大切になるの?
血管は年齢とともに少しずつ弾力を失い、
血液の流れに抵抗が生じやすくなります。
そのため、若いころは正常でも、
40代・50代になると自然と血圧が上がりやすくなる傾向があります。
また、ストレス・睡眠不足・塩分の摂りすぎなど、
生活習慣の影響も受けやすいもの。
だからこそ「定期的に測る」ことが、
自分の体調の“今”を知る大切な手がかりになります。
「測るだけ」で変わること
面白いことに、血圧は“測る”という行動自体が
健康意識を高めるきっかけになるそうです。
数字を見ることで、
「今日はちょっと高めだな」「最近よく眠れていないかも」
と、生活を振り返る習慣が自然と身につくのです。
特別なことをしなくても、
まずは1日1回、同じ時間に測ってみる。
それだけでも十分な健康ケアの第一歩です。
次回は、血圧の変動と体調の関係について。
1日のうちでも変わる血圧のリズムや、
ストレス・ホルモンとのつながりをお話しします。
どうぞお楽しみに。
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